権利確定日 | 8月 |
優待の内容 |
レイクアルスターシェニールハンカチ
100株以上200株未満 1枚
200株以上 2枚
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カワサキは昭和46年創業の比較的若い会社です。
レイクアルスターという独自ブランドが全国の女性に支持されました。
カワサキの社名は知らなくても、タオルハンカチのデザインを見た事無いという人はいないでしょう。
そのタオルハンカチがこちらです。
200株保有株主対象の株主優待で、シェニール織のタオルハンカチを2枚いただきました。
カワサキは自社工場を持たないファブレス・カンパニーで、企画・デザインの会社という事らしいです。
賃貸・倉庫事業も手掛けていて、こちらは社内の資産を有効活用しようという狙いが窺えます。
8月決算で大阪に本社のあるアパレル会社といえばヤマトインターナショナル(8127)が思い浮かびます。
私が生まれる遥か前、大阪では糸へん産業が非常に盛んで、その一角としてカワサキやヤマトインターナショナルのような会社が発展したのかもしれません。
この辺り、戦後日本経済史的に興味深い所なので、時間があれば掘り下げたいなと考えています。
マダムの間で人気の高いシェニールのハンケチがもらえます。
サイズは小ぶりで生地は薄手ですが、ばったもんぽさの無い、本物のシェニールです。
タグにドイツ製と記されています。
このデザインは市販されているのでしょうか?希少性も高そうです。
株主優待を取得するのに高額の逆日歩を払う羽目になった人が「高級○○になった」とウェブ上で嘆いているのをよく見かけますが、この株主優待のハンカチは本来の意味における高級ハンカチでしょう。
株式の取得に関しては、信用売りができないのでリスクヘッジはできません。
また権利落ち額も大きく、権利取得最終日直前に取得すると大きな含み損を抱える事になるでしょう。
さらには流動性が低いので株価の回復が非常に遅いです。
損失覚悟と開き直って取得する銘柄です。