権利確定日 | 11月 |
優待の内容 |
グループ店舗で使用できる金券
100株以上 保有期間1年未満 10,000円
保有期間1年以上2年未満 11,000円
保有期間2年以上 12,000円
2013年は株主限定セールの招待状も贈られた。 |
ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは雑貨店、書店、ハンバーガー店を展開する名古屋を拠点とする小売業です。
無国籍の独特の品揃えでコアなファンの支持を得ているようです。
都内に複数出店しているので何店舗か立ち寄り、ウインドウショッピング(死語)を楽しませていただいたのですが、10代から20代前半のヤングをターゲットにした商品が多く並んでいます。
株取引をするのはオトナが中心で、お店で売っている商品のターゲット層と一致していないのに、ここは非常に人気の高い株主優待銘柄となっています。
その謎について、ヴィレッジヴァンガードが扱っている商品の紹介を通じて考えてみたいと思います。
ヴィレッジヴァンガードダイナーという、いわゆるダイナー系のハンバーガーを売っているお店があります。
東京都に6店舗、阪神間に33店舗出店しているので、本社近くに住んでいない株主も楽しめると思います。
画像はダイナーのハンバーガー。
ウリは大きさと味です。
その大きさを表現するために横にみかんを置いてみました。
これでもかというくらい肉が挟まれているので肉食人種も納得でしょう。
大盛り系の飲食店にありがちなのは、量を追求するあまり、味がおろそかになってしまう事。
ところがダイナーのハンバーガーは味も凝っていて、ちゃんとしたレストランの肉料理と勝負できる味付けになっています。
ハンバーガーの価格帯は1,000円前後。
国内最大シェアのバーガーチェーン店に比べると高めになっています。
ですがここの優待券は1,000円券が10枚ですからね。
飽きるくらい食べる事ができます。
有効期間は1年間あるので、ゆっくり消費できます。
月1回豪華なハンバーガーを食べる生活、これが結構リッチな気分にさせてくれるのです。
この辺りが株主優待の人気の出るポイントなのかなと思います。
本家ヴィレッジヴァンガードのお店では鞄、CD、書籍、ファッションアイテムなど、実に多彩な商品を扱っています。
上のTシャツは近所のヴィレッジヴァンガードで買ったものです。クタクタ感が出てしまい申し訳ないです。
画像と裏腹にシッカリした作りで、着心地も良いです。
スーパーカーのデザインのTシャツも売っていました。
某ファーストリテイリングでも夏場にユニークなデザインTシャツを沢山売っていますが、あちらのデザインセンスの斜め上を行くセンス。
雑貨はさすがに大人には手の出しづらい商品が多いですが、こういったカジュアルな商品なら大丈夫ですね。
よく見れば大人の世代にも対応した商品を売っているというのも、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの株主優待がウケているポイントかもしれません。
2014年11月期の株主優待に株主限定セールの招待状が付いていました。
こういう場には無料で招待状をもらわない限り行きませんから、都合を付けて五反田まで行ってまいりました。
現地は中々の熱気でした。
若い人が中心なのかなー、と思っていたらシニアの方も結構いらっしゃって、ここの株主の年齢層の幅広さを実感しました。
商品はいかにもヴィレッジヴァンガードらしい雑貨から、高級時計や貴金属も揃えていました。
当日は値札の70%引きが基本で、さらにタイムセールで90%引きになる商品があったりと、大変お得なセールでした。
ヴィレッジヴァンガードの従業員らしき男性が頑張って(客の購買意欲を)煽っていましたが、若干スベリ気味だったので次年度以降は修正されるでしょう。
株主限定セールで私が買ったものを紹介します。
まずはテレビで何回か紹介された硬貨を食べる貯金箱。
緑の猿で、口の動きにとても愛嬌があります。
インテリアとして部屋に置くだけでも楽しめるアイテムです。
値札が2,100円なので、2,100円×(1-0.7)=630円で買えました。
こちらは和風座布団です。
夏場以外でも快適に使えます。
ニッチな使い方を紹介しますと、競馬場等で座席を確保する際に使えます。
値段は忘れましたが500円もしなかった記憶があります。
最後は小物入れ。
メイド・イン・スウェーデン、とラベルが付いていました。
肩から下げる紐付きでベルトを通すところも用意されています。
両手を使える小物入れならどこかで必要になるはずと購入したのですが、今の所静かに出番を待っている状態が続いています。
値段は貯金箱と同じ630円だったと思います。
株主優待目当て以外の目的で買っている人が結構いそうな銘柄です。
値動きは一癖も二癖もあります。
大きなトレンドとしては、株価の動きは上がり出したら一気に上昇し、権利落ち後はズルズル滑り落ちる如く下落します。
ですからタイミングが非常に重要になります。
いただく株主優待券はとてもお得ですが、肝心の売買で大損しないように気を付けてください。